
腰痛が再発するのはなんで?
●一回の施術でも腰痛がなくなってもまだ腰痛は改善していない
ある日、当院に一通の電話がありました。
「腰痛がひどくて歩けません。今日は空いていますか?」
すごく辛そうで緊急な感じだったので、来ていただくことにしました。
来られた時は、足を引きずった状態で、なんとか壁を支えにして歩けている状態でした。
話を聞くと、掃除機をかけていて観葉植物をずらそうと屈んだ時にグキッとなって腰痛が出たとのこと。
さらに、この方は腰の違和感を感じることはたまにあったけど、腰に痛みを感じたこと、ましてやこんな動けないほどの激しい痛みは初めてとのことでした。
ヘルニアの急性期の症状かを鑑別するために幾つか検査をしましたが、ヘルニアに特徴的な症状はなく普通な腰痛だったので施術することに。
この方の腰痛の原因は、
腎臓と大腰筋というお腹の筋肉でした。
ここを調整すると、腰痛は一回でほぼ感じないくらいになりました。
すごく喜んでいただき、感謝してくださったので私としては嬉しかったです。
ただ、まだ大腰筋に関しては反対側と比べると硬さが残っており、食生活を改善しないといけないので私としては、当院に来てくれたからには根本的な改善を提供するのが使命だと思っているので継続して通う必要があるということをその理由も含めて話しました。
しかし、痛みがなくなったことが嬉しすぎて、テンションがMAXにあがった状態になっており、本人としては「良くなったから大丈夫です。ありがとうございます」と次回予約はせずにニコニコして素敵な笑顔で帰られました。
私としては喜んでいただいて嬉しいんですが、この先がどうなるのかが分かるが故に複雑な気持ちでした。
●痛みの有り無しで、「一喜一憂」してはいけない
それから2週間後、この方から電話がありました。
「また腰痛になってしまって歩くのが辛くなりました。」と。
私としては、やっぱりかという感じでした。
どのようにしてあなたは腰痛が起きていると思いますか?
日常生活での食生活や偏った動作、人間関係や仕事でのストレスなどによる負担の蓄積が身体の不調を作っているんです。
下の図を見ると分かりやすいかもしれません。

真ん中の●が健康な状態とします。
そこから先程言ったように日常生活(食生活、偏った動作、ストレス)での負担が蓄積していくと、玉ねぎの皮のように一枚一枚かぶさっていきます。
そして、体の負担が赤○のライン(身体が負担に耐えれる限界点)を超えたときに、腰痛や肩こりなどの身体の不調が痛みとして現れてきます。
痛みが出ても長い間そのままにしている人は、痛みがあるからといって日常生活は送るので限界からさらに負担は蓄積し続けています。
詳しい痛みの仕組みについてこちらから⇒【徹底解説】痛みの仕組み
この方の場合、一回の施術で赤丸の限界点を下回ったので腰痛は無くなりましたが、大腰筋の硬さが反対側に比べるとまだ残っていました。
つまり、日常生活の中で大腰筋に負担がかかっており、その蓄積された負担はまだなくなっていなかったんです。
上の図でもわかるように、赤丸の下も身体への負担は残っていますよね。
このことは、初回の施術の時にお話ししたんですが、本人はすごくテンションが上がりすぎてたので、腰痛がなくなったことの方に気が入ってしまっていたんでしょう。
だから、私は本人が腰痛がなくなって喜んで「もう大丈夫」といった時は、すごく心配になったし、複雑でした。
腰痛はなくなったけど、まだ根本的な原因である大腰筋の硬さは残っており、根本から改善していない状態だったんです。
確かに痛みがなくなるとすごく身体も軽いし、不快な感じもないし気分が最高な状態になると思います。
でも、腰痛が改善したかどうかを痛みの有無で判断してしまうのは危険なことです。
私はよく言うんですが、
痛みの有る無しで一喜一憂してはいけない
原因部位の状態が良い状態になって初めて腰痛は根本から改善されたことになります。
痛みではなく、原因部位の状態がどうなっているのかということに意識を向けることが大事になってくるんです。
ですから、これから腰痛をよくしたいと思っている方、その他身体の不調をよくしたいと思っている方はこのことをしっかり頭に入れていただくと無駄な時間とお金をかけることなくスムーズに悩んでいる症状を改善できると思います^^
動画でも話しているので見てみてください^^
今日はこれで終わります!
ではまた〜^^
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