こんにちは。
福岡市の腰痛・慢性難治症状専門整体院Refugeの中原です。
本日もブログを見ていただきありがとうございます。
前回は、腰痛の原因は腰にはありませんというお話を、ざっくりとした内容で話しました。
今日は、じゃあ腰痛の原因は何なのかというのが気になっている方がいると思うので、、、
少し詳しく腰痛の原因について話していきます。
腰痛の原因は大きく分けて3つに分けて私は考えています。臨床での経験からこの3つのポイントが原因である方が多いです。
その3つのポイントとは、
①骨格の歪み
②股関節の硬さ
③内臓、脳といった内部環境の不調
です。
そして、今日は①骨格の歪みについてお話ししていきます。
1.なぜ骨格の歪みが腰痛の原因になるのか(理由①)
人間の体は、手足や背骨など一部の骨格の歪みがあるとその歪みの影響が全体に波及していきます。
どういうことかというと、人間の体は、それぞれ関節でつながっており、そして骨の周りに筋肉が付いています。この全身繋がっている状態で、ある一箇所が歪むと鎖のように連鎖して順番に隣接する場所から歪んでいき、また二次的に歪んだ部分が他の部分の歪みを生みます。
例で話すと、足首が歪んだとします。
そうすると足首の歪みの影響が膝関節へ波及、そしてその影響が股関節、そして骨盤、背骨・・・とどんどん歪んできます。この歪みも下から歪む上行性のものと上から歪みが生じる下行性のものに分けられますがこの話はまた違う時に話しますね^^
とまあ、こうして、全身が歪んだ状態になってしまうんです。
じゃあ、この骨格の歪みが全身に影響することがわかった。
でも、腰痛とどんな関係があるの?
という疑問は消えてないですよね。
安心してください(笑)
これから話しますよ^^
骨格の歪みが生じると筋肉のバランスが崩れてしまうんです。
腰痛に関係していることで具体的に話すと、
●腹部のインナーマッスルが正常に働かず、背骨、骨盤が不安定な状態になる。
通常であれば、お腹の上に横隔膜、前に腹横筋、後ろに多裂筋、下に骨盤底筋群がありこれら4つの筋肉がユニットとして協働して収縮し腹圧を高めています。
この腹圧を高めることで、重力に抗して背骨をしっかり伸ばし姿勢を保つことができますし、背骨の安定性も高まります。
しかし、骨格の歪みがあると筋肉のバランスが崩れてしまいインナーマッスルがうまく収縮できずに腹圧を高めることができなくなります。先ほど紹介した4つの筋肉はユニットとして協働して収縮する特徴があり、4つが同時に働くことで腹圧を高めることができます。
しかし、一つ、例えば腹横筋が働かないとすると、膜で繋がっている多裂筋も問題がないとしても収縮がうまくできなくなります。
腹横筋、多裂筋が収縮しにくいと大腰筋という重要な筋肉も働きにくくなります。
このように、一つが働かなくなるとその他も働かなくなるので、いろんな歪みの影響を受けやすいことになります。
インナーマッスルがうまく働かない状態になると、背骨がかなり不安定な状態になるのでアウターマッスルという表層についている筋肉がかばおうと無理して働いてしまいます。この無理して働いている筋肉が、腰痛の人がよく湿布やマッサージでなんとかしようとしている硬くなった筋肉です。
そして、この硬くなった筋肉が腰痛になっています。
ですから、根本の原因は腹部のインナーマッスルが働かないようにしている現象を作っている骨格の歪みなんです。
整体とかに行くと
「あー結構歪んでますねー。骨盤がこう歪んで、背骨がこっちに歪んでいて、首の骨も歪んで、頭蓋骨も歪んでますよ。」と言われたことないですか?
私、こんなに歪んでるの?と不安になりますよね・・・
でも、不安にならなくていいです。その歪みは最初に話したようにほとんど連鎖で生まれたものなので根本の歪みの部位を見つければ大丈夫です。
骨格の歪みの根本部位は、一人ひとり生活習慣が異なるため、異なります。
ですから、施術もセルフケアも個別性を出す必要があります。
もし、腰痛がなかなか改善しなくて悩んでいれば一度ご相談ください^^
次回も腰痛の原因を話しますね。
動画では、この内容をかなりはしおってますが簡単に話しています。
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