胃が原因の肩こり

腰痛についで肩こりに悩んでいる人は多いです。

腰痛でも説明をしましたが、内臓が原因で肩こりになる場合があります。このページでは、胃と肩こりの関係についてお話ししていき、皆さんの肩こり解消の役に立てればと思います。

動画が見れない方は、このまま下に読み進めてください。

胃の解剖

 

あなたの肩こりは胃が原因かも?

あなたは肩こり以外にこのような症状がありませんか?

✅胃がもたれる感じがある

✅胸焼けがする

✅口内炎や唇が荒れるなど口周りに症状がある

✅吐き気がする

✅最近、食欲が減っていきた

上記に一つでも当てはまればあなたの肩こりは胃が関係している可能性があります。

■どうして胃が原因で肩こりになるのか?

内臓は、それぞれ関連する筋肉が存在します。

どういうことかというと、ある一つの内臓が機能低下したとします。そうすると、その内臓と関連する筋肉が硬くなったり、張りがなくなったりして筋肉が力を発揮しにくい状態になってしまうんです。

 

胃は、肩甲挙筋、上腕二頭筋、前腕屈筋群などと関連しています。

 

胃の関連筋肉の解剖

胃が疲労したり、機能低下を起こすとこの関連する筋肉に影響を与えます。

 

ここでは、肩甲挙筋、上腕二頭筋が影響するとなぜ肩こりに発展するのか解説していきます。

●肩甲挙筋

肩甲挙筋は肩甲骨の上角と言うところから頸椎という首の背骨についています。そしてこの筋肉は、深層に位置していて表層には僧帽筋があります。

 

僧帽筋

この深層と表層の関係が重要になってきます。どういうことかというと、肩甲挙筋は肩甲骨の上部の安定性を保つのに重要な働きをしています。しかし、胃の機能低下があり肩甲挙筋が硬くなったり、収縮しにくくなると肩甲骨の上部の安定性が損なわれます。そうなると深層の肩甲挙筋がうまく作用しないので、表層の僧帽筋が過剰に収縮してしまいます。

 

そのため、僧帽筋の上部が凝ってしまい肩こりになるというわけです。


●上腕二頭筋

上腕二頭筋といえば、力こぶのことです。この筋肉が肩こりに関係あるの?と思う方がいると思いますが関係あるんです。

上腕二頭筋の一部は烏口突起とういう肩甲骨の一部についています

烏口突起の位置

胃の機能低下で、この上腕二頭筋が硬くなったり、緊張が高くなったりすると筋肉が縮んだ状態になるので烏口突起が前方に引っ張られます。

烏口突起が引っ張られると、肩甲骨自体も挙上して前に引っ張られるので、運動連鎖で体幹が曲がった姿勢になります。いわゆる猫背ですね。

猫背になると、亀のように首が前に出てきるので常に首の筋肉、肩周囲の筋肉に負担がかかりやすくなり、肩こりになってしまいます。

 

これらの筋肉の影響のほかにも、胃の疲労による影響はほかにもあります。

内臓は疲労すると重くなる特徴があり、胃が疲労すると位置が下に下がって胃下垂のような状態になります。胃が下がるとその下にある大腸や小腸は圧迫されて全体的に下に下がります。その結果、猫背のような姿勢が完成してしまい肩こりになります。

このように胃による肩こりへの影響は多くあります。

■どうして胃が機能低下するのか?

要因としては、以下のことが挙げられます。

・暴飲暴食する

・早食いで、よく噛んで食べない

・辛いものなど刺激物を過剰に食べすぎる

・適量を超えたアルコールや炭酸飲料の摂取

・脂肪の多い脂っこいものを食べすぎる

・過労

・ストレス

 

これらのことをすると、食べ物が噛み砕かれないまま胃に運ばれ消化に時間がかかったり、胃酸の分泌が過剰になったりして、胃への負担が増加し胃が疲労することで機能低下を招きます。その結果、胃酸の過剰分泌で胃が荒れて胃もたれの症状のみだけでなく、胃が機能しないことで膵臓や腸などの他の消化器へ影響も出てきます。

また、過労やストレスによって自律神経が乱れて胃腸機能の低下を招きます。

■どうしたら胃が原因の肩こりを解消できるのか?

まずは胃に対してのアプローチが必要になります。

また、日常生活では

・よく噛んで食べる

・暴飲暴食は避ける

・刺激物、アルコール、炭酸飲料の過剰な摂取は控える

・十分な睡眠をとる

・ストレス発散できる機会を作る

といったことを気をつける必要があります。

 

マッサージしても何をしても良くならないしつこい肩こりは内臓が原因かもしれません。当院では、内臓へのアプローチを行っているのでもし胃が原因かもと思った方はご連絡ください。