首の痛み

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■どうして首が痛くなるのか?

首の痛みが出現するのは、頚椎の変位、頚椎のアライメントが大きく関係してきます。

 

①頚椎の変位(歪み)

頚椎は7つあり、回旋の動きがメインの背骨になります。ですから変位は回旋方向に起こりやすくなってきます。

図の赤丸は第一頚椎、第二頚椎であり上位頚椎と言われており、青丸は第6頚椎、第7頚椎で下位頚椎と言われます。この上位頚椎と下位頚椎は変位が起こりやすく、だいたいが上位と下位の頚椎は逆方向に変位があることが多いです。

 

上位頚椎と下位頚椎の位置

では、なぜ頚椎の変位が首の痛みになるのかということですが・・・

 

上位頚椎と下位頚椎が変位すると、頚椎は歪みが生じた状態なので不安定になったり、可動制限が出てきます。ここで赤丸の中間にある頚椎の可動性が過剰になったり、硬めて安定性を代償しようとします。しかし、この状態が続くと赤丸の中間頚椎は徐々に前方へ変位してくるため頚椎はさらに不安定になってしまいます。

 

頚椎の歪みによる影響

このように頚椎全体が変位(歪み)がある状態になるため首のインナーマッスルが働きが弱くなり、後面のアウターマッスルが収縮して首の痛みが起きます。

 

また、中間頚椎を固めると言いましたが、ここを固める一つの筋肉として斜角筋という筋肉があります。この筋肉は通常は呼吸筋として働きますが、頚椎の固定に働き付着する鎖骨、第1肋骨の動きが少なくなります。首の動きと鎖骨は連鎖して動くので鎖骨の動きが制限されると首への負担が大きくなり、首の痛みにつながります。


②姿勢による頭と頸部のアライメントの変化

猫背の姿勢になると亀のように首が前に突出するようになります。

頸部が前方に出ているパソコン作業の姿勢

図のような状態になると、頭蓋骨の下にある上位頚椎が前方に変位してきます。

上位頚椎が前方変位すると顎を出した感じになり、後頭骨と上位頚椎についている後頭下筋の距離が短くなるため短縮し機能が低下します。

後頭下筋の解剖

後頭下筋はインナーマッスルであるので上位頚椎が不安定になるため胸鎖乳突筋などのアウターマッスルの緊張が高くなります。また、猫背で首が前に出て顎が突き出す姿勢になると首の後面の筋肉は全体的に緊張が高くなります。

ですから、姿勢によるアライメント不良の場合は、

・寝ていて首を持ち上げようとしたらもつあげられない

・首を前に倒すと後面が痛い

 

といったことが起きます。

■首の痛みを解消するにはどうしたらいいのか?

①頚椎の歪みを解消する

まずは、頚椎と不良姿勢になっている原因を見つけ出し、頚椎の歪みを解消する必要があります。

全身のバランスが崩れる要因として

 ・骨格の歪み

 ・脳・内臓など内部環境の問題

 ・精神面の問題(ストレス、トラウマなど)

があります。

当院では、骨格の歪みだけでなく、内臓治療、脳へのアプローチ、経絡へのアプローチと総合的にあなたの身体を診ていき、あなたの身体が回復に向かいやすい身体を作っていきます。

 

②頚椎後面の筋肉の柔軟性の向上と前面の筋肉の活性化

頚椎の歪みや不良姿勢で首が前に突出した状態だと首の後面の筋肉が短縮し、緊張が高くなるといいました。ですから、後面にある後頭下筋の柔軟性を向上させる必要があります。

加えて、前面にある頭長筋、頸長筋というインナーマッスルを鍛える必要があります。特に頚椎が変位している部分はこの筋肉が弱化していることが多いです。お腹のインナーマッスルを鍛えることが重要であるのは有名ですが、首もお腹と同様にインナーマッスルを鍛えることは重要です。

 

首の痛みでお悩みでしたら一度ご連絡下さい。