【部位2】腰の外側の痛み

腰の外側の痛みの場所

腰の外側の痛みは、以下の原因があります。

①腰方形筋

②中殿筋

③横隔膜

④大腿筋膜張筋

⑤腓骨筋


①腰方形筋

 腰方形筋は、12番目の肋骨から腸骨に付着しています。

腰方形筋の解剖図

図を見てもらうと分かりやすいんですが、腰方形筋が付いている肋骨と骨盤の間には、関節も何もなく中に腸などの内臓が存在するだけで空洞になっています。

つまり、肋骨と骨盤を繋いでいるのは筋肉だけなんです。

中は空洞になっており、関節などがないので体を捻ったと大きく動かすことが可能になっています。

しかし、動かしやすい分、肋骨と腸骨の間をつなぐのは筋肉、つまり腰方形筋に大きな負担がかかりやすくなります。

負担が蓄積した腰方形筋は、緊張が高くなった状態になるので腰の外側の痛みの原因になります。

 

この他にも腰方形筋は、骨盤を引き上げる作用があるので、長距離歩くことが多かったりすると疲労してしまい硬くなって、腰痛を起こします。

 

【腰方形筋が原因の場合の特徴】

  • 腰の外側の筋肉の張りを感じる、もしくは触ると硬い
  • 体を左右にひねると動かしにくい
  • ゴルフなど体をひねる動作、スポーツをよくする
  • 毎日、長距離歩くことが多い

 

ですから、上記の特徴に当てはまり、腰の外側が痛い腰痛の場合は、腰方形筋が原因かもしれません。

腰方形筋が原因の腰痛についてもっと詳しく知りたい方はこちらから

腰方形筋が原因の腰痛

 

また、腰方形筋は大腸の一部である、S状結腸、回盲弁とも関連があり内臓が原因で腰方形筋が硬くなって腰痛が起きている場合があります。

S状結腸、回盲弁が原因の腰痛

 

②中殿筋

 中殿筋は骨盤の横についている筋肉です(下の図の青色の部分)。中殿筋の働きとしては足を横に広げたり、歩いているときに体重がかかったときに支えるときに働きます。

 

この中殿筋がしっかり働いているから、私たちは腰がぶれずに真っ直ぐ歩けています。

中殿筋の解剖図

この中殿筋が疲労してしまうと、腰の外側の腰痛の原因になることがあります。

なぜ、腰の外側が痛いのに骨盤の横にある中殿筋が原因なのか?

それには、筋膜の繋がりが関係しています。

中殿筋は、筋膜を介して腰の外側にある腰方形筋という筋肉と繋がっています。

中殿筋が疲労することで、中殿筋が硬くなって繋がっている腰方形筋を引っ張ったり、腰方形筋も影響を受けて酸欠状態になって緊張が高くなって硬くなるので腰の外側の腰痛が起きます。

 

中殿筋が疲労する、緊張が高くなる要因

  • 骨盤が前傾、もしくは後傾した状態で状態での作業をする
  • 長時間歩く、ランニングする
  • 激しいスポーツ
  • 片方に重いものを持つ
  • 長時間のデスクワーク

 

中殿筋は、骨盤が真っ直ぐであるとさほど負担はかかりません。しかし、骨盤が前傾(反り腰っぽくなっていたり)、後傾(高齢者によく見られる背中腰が丸まった状態)だと中殿筋への負担が大きくなってしまいます。

この場合は、中殿筋以外にも骨盤の傾きを作っている原因筋を特定して改善しないといけません。ここに関しては、個人差が大きく原因はこれとは言い切れないので、当院に実際に来ていただいてご相談ください。

 

上記に当てはまる方は中殿筋が疲労しているせいで、腰方形筋へ悪い影響を与えて腰の外側を起こしている可能性があります。

中殿筋が原因の腰痛についてもっと知りたい方はこちらから

→中殿筋が原因の腰痛(現在準備中)

 

③横隔膜

 横隔膜は肋骨の内側にドーム状についている筋肉で、主に呼吸に関わっています。

横隔膜が収縮−弛緩を繰り返すことで、肋骨が開いて閉じてというのができるので、肺も息を吸うときに十分に膨らむことができます。    

横隔膜の解剖図

この横隔膜は肋骨についていると言いましたが、同じく肋骨と骨盤についている腰方形筋という筋肉と繋がりがあります。

横隔膜が硬くなって柔軟性がなくなると、その影響が腰方形筋にも波及してしまい腰方形筋も柔軟性を失います。柔軟性が低下した筋肉は血流が少なくなるので酸欠状態になり凝り固まった状態になって腰の外側に痛みが出てきます。

腰方形筋と横隔膜の連結の解剖図

【横隔膜が硬い場合の特徴】

  • タバコをよく吸う
  • 深呼吸できない、呼吸が浅い
  • 呼吸がしにくい
  • 少し動いただけで息切れする
  • 疲れやすい

など

 

上記に当てはまる場合は、腰の外側の腰痛の原因は横隔膜かもしれません。

 

横隔膜が原因の腰痛についてもっと知りたい方はこちらから

→横隔膜が原因の腰痛(現在準備中)

 

④大腿筋膜張筋

大腿筋膜張筋は、骨盤の上前腸骨棘から大腿骨についていて、途中で腸脛靭帯になります。

大腿筋膜張筋の解剖図

大腿筋膜張筋は、股関節を曲げる時、足を外に広げる時、膝を曲げた状態で膝から下を外側に回す時に働きます。

日常生活の中では、立っている時やゴルフのスイングをするときなどに体を支える時や、歩いたり走ったりするときに足を前に出すときにも働きます。

 

この大腿筋膜張筋が、使いすぎで疲労して硬くなると、腰の外側の腰痛になります。

 

なぜかというと、大腿筋膜張筋は筋膜の繋がりで大腿筋膜張筋−中殿筋、大殿筋−腰方形筋と腰の外側にある筋肉と繋がっています。

ですから、大腿筋膜張筋が硬くなると、それが影響して腰方形筋も硬くなってしまい腰の外側の腰痛が起きるというわけです。

大腿筋膜張筋と中殿筋、腰方形筋の筋膜の繋がりの図

 

⑤腓骨筋

腓骨筋は下腿(膝から下)の外側に付いている筋肉です。腓骨筋の作用は、足首を外に動かす(足の裏を外に向ける動き)があります。

腓骨筋の解剖図

この腓骨筋も筋膜を介して腰の外側の筋肉と繋がっています。

下図のように腓骨筋−大腿筋膜張筋−中殿筋、大殿筋−腰方形筋というように腰の外側にある腰方形筋と繋がりがあるので、腓骨筋が何らかの要因で硬くなってしまうと、連鎖的に腰の筋肉である腰方形筋まで硬くなったり、引っ張られてしまい、その結果腰の外側の腰痛になります。

腓骨筋ー大腿筋膜張筋ー大殿筋、中殿筋ー腰方形筋の筋膜での繋がりの解剖図

【腓骨筋が硬くなる原因】

  • 捻挫の経験がある
  • 事故などで腓骨や脛骨を骨折して、長期間のギプス固定をしたことがある
  • 腓骨や脛骨の骨折で手術歴がある

 

上記に心当たりがある人は、腓骨筋が原因で腰の外側の腰痛になっている可能性があります。

 

最後に

腰の外側の痛みの原因について話していきました。

ただ、ここで紹介した原因はほんの一部です。

 

腰痛の原因は、内臓や神経、血管など、多種多様です。

 

長年、腰痛で悩んでいる方は、特に個別に原因を評価していきアプローチする必要があり、それをしないと改善しません。

 

 

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